【イエスセット】恋愛工学テクニックと用語解説 その6
イエスセットとは
イエスセットとは、
女性がイエスと言いやすい質問を連続して何度も投げかけて、やがてどんな質問をしてもイエスといってしまうような心理状況を作るテクニック。
のことをいいます。
イエスセットの解説
ぼくは愛を証明しようと思うの中で、街コンで会ったデザイナーの恵子に対して永沢さんが「ビール好きなの?」や「デザイナーならフォトショップ使えるの?」との質問を投げかけました。
ビールを注文して美味しそうに飲む姿をみている→ ビールは好きとイエスで答える
ウェブデザイナーなのでフォトショップは大概は使える→ フォトショップは使えるとイエスで答える
こうしてイエスと答えやすい質問に対して、恵子のように何度もイエスと答えていると、男女両者間で互いに肯定し合っている、共通の話題を話しているような心理状況になります。
こうして何度も相手の女性からイエスの回答を引き出すことによって、心理的に心が開いている状態を主体的に作り出すのが恋愛工学のイエスセットのテクニックなのです。
女性は何度もイエスを言うことによって、そのあとの質問もだんだんとイエスと言ってしまうようになってきます。
イエスは肯定の返事。答える側も言いやすいのでついついイエスと言ってしまうのでしょう。
やがてどんな質問や問いかけにも知らず知らずのうちにイエスと言ってしまうことから、イエスの慣性の法則とも呼ばれます。
考えてみてください。
こちらの質問に対して、いちいち相手が反論してきたり、何度もNOと答えていたりしたら、その相手とは良い関係を今後も築いていけると思いますか?
また、向こうからの質問がNOばかりの質問だったら、「相手は本当に自分をわかろうとしているのかな?」と首を傾げたくなりませんか?
人間は誰しも肯定されて生きていきたいもの。
たとえイエスを引き出そうとした見え透いた質問であっても、会話の店舗やリズムの波長が合うと、話している相手とは自然に仲良くなれそうな感覚に陥るものです。
そうして相手との信頼関係を友好的に築いていくとラポールが形成されます。
ラポールとは、心理学用語で、相手を受け止め、相手とのあいだに信頼感を創り出すこと、相手とこころの回路をつなぐこと、と定義されています。
恋愛工学において、女性との会話がスタートしたらまずは相手の女性がイエスと答えやすいような質問をいくつかしてみて、少しずつこのラポールを形成することから始めることが推奨されています。
例)
暑い日にデートした時・・・
「今日は暑いね」「うん、暑いね」→イエス
「暑いと汗出てくるよね」「うん、汗かくよね」→イエス
「喉も乾きやすいよね」「うん、喉乾く」→イエス
「冷たいもの飲みたくなるよね」「うん、飲みたい」→イエス
「ビール飲んだら美味しそうだよね」「うん、美味しいと思う」→イエス
※暑い日に関連した質問でも、5つのイエスを引き出すことができる。
イエスセットの次にみるべきポイントは?
イエスセットがワークして、相手のイエスが上手にいくつも引き出せてラポールが形成できたとしましょう。恋愛工学において次にみるべきポイントは、
相手の女性が会話を弾ませようとしているか
をみることです。
いくらラポールが形成されたといっても、まだまだ互いに知らないことの方が多い状態です。
そこで、女性の方から質問をしてきた場合、それは男性に対してどんな人課もっと知りたい、と言う心情の表れと判断します。
ぼくは愛を証明しようと思うにおいて、恵子と永沢さんとの間にラポールが形成されて、恵子が儲かる株があれば教えて欲しいと永沢さんに質問しました。
恵子の方から会話を弾ませようとしている証拠です。
そこで永沢さんはすかさず恵子を冷たくあしらう(ディスる)ことで、相手からの興味をさらに引き出します。このあたりはまた別の機会に詳しく記述します。
イエスセットは会話のスタート
恋愛工学を勉強するものとして、まずは女性に心を開いてもらって話しやすい状況を作らないことには何も始まりません。
女性と会う前に、イエスセットのテクニックが上手にワークするような質問をいくつか想定しておくことが重要となることでしょう。
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