【恋愛工学とは何か】ぼくは愛を証明しようと思う 徹底解説 その23
前回まで
恋愛工学テクニックを駆使して、だんだんと街コン参加者の女の子と会話して連絡先を聞くことに抵抗がなくなってきたわたなべ。街コンが終了し、次なる出会いのトライアスロンへと向かうわたなべと永沢で会った。
恋愛工学 ぼく愛 徹底解説 その23
街コン会場を後にしたわたなべと永沢。
道を歩きながら、わたなべは恋愛工学テクニックのうちの一つ、タイムコンストレイントメソッドによって街コンの二次会に参加しなかったこと、そしてこれからどうするのかを永沢に聞いた。
永沢曰く、この街コンでの3時間は恋愛工学における出会いのトライアスロンのウォーミングアップに過ぎないとのこと。きっと二次会に参加しなくてよかったとわたなべ自身が思うはずだと。
今はまだプールで泳いでいるようなもの。これから大海原に漕ぎ出していく、と永沢は付け加えた。
「ストナンをしながら、銀座のナンパバーへいくぞ」
「ストナンてストリートナンパですよね?道で声をかけるんですか?!」
街コン会場だったインド料理屋から、銀座のナンパバーまで行きすがらナンパしていくのが永沢の計画だった。街コンで気を良くしていたわたなべだったが、ストナンと聞いて急に緊張してくる。
ストナンする前に、わたなべは今までの自分の振る舞いに直すところはなかったかどうか永沢に聞いてみた。すると、永沢は恋愛工学の観点から2つ直すべき点があると言う。
1、LINEを交換する時は、その場で必ずカンタンなメッセージまたはスタンプを送ること。
2、女の子と話す時は、必ず目をみて話すこと。
1、に関して。
女性は街コンなどの複数の男性と会って連絡先を交換するイベントに参加する場合、1日に10人以上の男性と連絡先を交換することになる。その中で相手の女性に自分のことを覚えてもらうために、自分とわかるカンタンなメッセージを送るのが目的。
また、男性側としても後ほどLINEを見返す時に相手のプロフィールを思い出すのに役立つと言う利点もある。
2、に関して。こちらの方がわたなべにとって深刻な問題だと永沢は言う。
目を合わせる行為というのは、最も基本的な非言語コミュニケーション。男性から女性を見つめているときに、何度か目が合ったりチラチラと女性からこちらを見るような素振りがあれば、それは脈ありサインである。女性はどんな場所においても、しっかりと相手の目を見て話せる男性に自信を感じて、そして好感を持つようになる。
ナンパというのは、話しかけてからが勝負のようで、実は話しかける前からすでに始まっているのだ。
この2つをわたなべは一語一句漏らさず聞いて、早速行動に移した。
街コンで連絡先を交換した女性たち全員に、カンタンなメッセージとスタンプを送った。友達同士の女性たちに同じようなメッセージを送るのはいかがなものかと永沢に相談したが、今回はとにかく試行回数を増やすのが目的なので、結局は同様のメッセージを送るようにした。
「上出来だ。返信が来るのを祈ろう」
そして、銀座のナンパバーを目指し、わたなべは道行く女の子の目を見ながら歩くことにした。残念ながらどの女の子とも目が合うことはなかったけど。
恋愛工学生の視点
今回、永沢さんがわたなべにアドバイスした2つの修正点は非モテ男性にとっては非常に重要な要素だろう。
女性、特に男性から人気のあるカワイイ女性は、毎日のように男性からアプローチされて連絡先を交換していると考えていい。その中で、自分を友達フォルダに振り分けられないよう注意しながら相手の印象に残るよう行動しなければならない。
出会って連絡先を交換したら、すぐにメッセージやスタンプを送るのは非常に有効な手段である。
これは上級者向けであるが、相手のスマホを借りて自分のLINEのIDを入力して連絡先を交換する場合、相手のスマホから自分に向けて「〇〇くん、大好き」と入力しよう。(〇〇は自分の名前)
これで相手の女性が笑顔になれば脈ありサインの可能性もあるし、少なくとも相手の女性に自分の名前を印象つけることができるハズだ。
それと、女性と目を合わせることについて。これは非モテ男性はほとんど出来ていない。
自信のなさの表れが目に出るのだ。自信がある男性は常に相手の目を見ながら会話ができる。その行為に女性は好感を持つのである。自信と余裕がない男性に対して女性が好意を持つことはまずないと心得ておこう。
相手の目を含め、相手の一挙手一投足を見ておかないと、脈ありサインが出ているのかどうかがそもそもわからない。
恋愛工学において、相手の女性を注意深く観察するのは基本中の基本であることを忘れないでおこう。
次回に続く
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